藻場再生や観光振興~御坊市議会・産厚常任委が徳島視察
2026年5月30日付~日高新報記事より
御坊市議会産業厚生常任委員会の行政視察が5月19日から21日まで、徳島県で行われ、委員6人と事務局2人が参加した。徳島の南部に位置する美波町ではイセエビ、アワビ、ウニ、ヒジキなどの漁業が営なれているが、餌となる海藻が減る磯焼けが深刻な問題となっており、アワビやウニなどが激減。原因は海水温上昇やアイゴなどによる食害となっており、官民が連携して「一般社団法人」を立ち上げ、藻場を再生する取り組みを行っている。原因となるアイゴの駆除には補助金制度を導入し、駆除した分は創作フレンチレストランや高校生との協働で生ハムやフィッシュカツ、ペットフードなどに加工して販売。また、二酸化炭素を吸収する藻場面積の復活に伴い、Jブルークレジット(二酸化炭素削減減量をクレジットとして換算する制度)の認証も受けた。徳島県内の海陽町ではコンパクトな車体で道路と鉄道の線路を乗り換えなしで走るDMV(デュアル・モード・ビークル)の観光活用、小松島市ではクルーズ船を核とした観光振興についても学んだ。芝田学委員長は「磯焼けはこちらでも大きな問題となっており、現地の関係者が御坊に一度視察に来てもいいと言ってくれている。藻場の再生へ大いに参考になると思う」と話している。

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